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R
¥2,200
中綴じ製本 32ページ 人間にとって根源的な欲求である性欲をテーマに制作された作品である。極端なレタッチによって現れる抽象的な絵画のような作品。
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e
¥2,200
中綴じ製本 32ページ 生命の本質的な力強さと怖さをテーマに撮影された写真を重ね合わせ、極端なレタッチによって制作された抽象画のような作品。
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折鶴
¥2,750
和綴製本 82ページ 本作で作家は折鶴の思い出を収集している。作品は作家が聞き取った折鶴の思い出と、その記憶を頼りに再現してもらった折鶴の写真により構成されている。「多くの日本人が折鶴に関わる思い出を持っています。そのほとんどはとても些細な思い出です。おそらくこの作品の中で聞き取りを行わなければ、誰にも語られることなく、その人の死と共に失われてしまうでしょう。この世界はそういった些細な記憶で溢れています。本当に些細なのだけれど、そういう話を聞くのは何故かとても楽しいのです。」と語る作家は現在も折り鶴の思い出の収集を続けている。作家が手作りで制作しているフォトブックの中には、折鶴の展開図とそこに付着した指紋を使い、星空をモチーフにして製作された作品も収録されている。
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blackbox
¥4,400
和綴製本 178ページ 「私たちは人工物に囲まれて暮らしています。元々そこにあった自然を追い出し安全で快適な空間を作ってきました。私自身子供の頃からそういった環境の中で暮らしてきて、とても小さな違和感や、何かが足りないという感覚をずっと抱えてきました。」と語る作家の言葉の通り、作家が幼少期より抱えてきた、言葉では形容し難い感覚の集積を頼りに撮影されたイメージは、作家の内面と深く繋がった独自の世界を作り上げている。闇に包まれた静かな写真の世界は、見る者に写真世界への没入を誘発する 。長年を費やし製作された本作は、作家にとって最初の作品であり、最も思い入れの強い作品である。